ついついやってる!? 太る原因は自分のせいだった!!
ついついやってる!?
太る原因は自分のせいだった!!
1)女性の体の黄金比とは
女性のボディラインを形成するのは、胸、腰、おしり、脚などのパーツです。
それに加えて身長と体重を考慮して、一人ひとりの黄金比が決まります。
大手下着メーカーによると、一人ひとりの体型はウエストのくびれ度と上半身・下半身のバランスから4つに大別できるとしています。
V体型…バスト優勢型
I体型…ストレート型
X体型…ウエストくびれ型
A体型…ヒップ優勢型
(出典:fitnavi(フィットナビ)ボディバランス診断/ワコール https://www.wacoal.jp/fitnavi/)
あなたの現在の体型はどれに当てはまりますか?
ウエストが細い方がいいからと一生懸命くびれを作っても、全体のバランスが悪ければ美しくは見えません。
また、体重が軽い方がいいと減量ばかりしても、胸やお尻までガリガリになってしまえば、これも美しくは見えないでしょう。
女性らしいボディラインの黄金比は
バスト:ウエスト:ヒップ=1:0.7:1といわれています。
(自分のウエストサイズ×1.43=理想のバスト・ヒップサイズ)
例えば、164cmの女性の平均ウエストサイズ69cmの場合、理想のバストとヒップサイズは89cm です。
体重ばかりに注目して減量してしまうと、バランスの悪いボディラインになる可能性も…。
つまり、理想のプロポーションづくりにはあなたの体の黄金比を知ることがとても大切です。
まずは自分のスリーサイズを確認して、あなたらしい魅力的な体型を目指しましょう♡
2)太るってどういうこと?
肥満は、「消費エネルギー」よりも「摂取エネルギー」が上回ったときに起こります。
当たり前ですが、運動などでエネルギーを消費する以上に食べてしまえば太るということです。
人間が生命活動(体温の維持や呼吸、心臓の鼓動など)を維持するために必要最低限のエネルギーを基礎代謝といいます。活動せずにじっとしているだけでも消費されるエネルギー量のことですが、老化などにより筋肉量が低下していくと基礎代謝量も下がってしまいます。
10代後半にピークを迎える基礎代謝量は、40代を境に50代、60代でガクンと落ちるといわれています。
運動量が変わらないのに、年齢とともに太る人が多いのはそのためです。
3)糖質の摂り過ぎが肥満の原因?
糖質とは、「炭水化物から食物繊維を除いたもの」のこと。
お米やパンなどの穀類、イモ類、砂糖、果物に多く含まれている栄養素で、体にとって重要なエネルギー源です。
体内に吸収された糖質の多くはブドウ糖に分解されますが、糖質を摂りすぎると余分な糖が体内のタンパク質などと結びついて、「糖化」という現象を起こします。
活性酸素による酸化が「体のサビ」といわれるのに対して、糖化は「体のコゲ」ともいわれています。
糖化は「肥満」や「老化」の原因のひとつです。
- □余分な糖は中性脂肪に変化して「ぜい肉」に!
- □コラーゲン繊維が破壊され、シワやたるみ、くすみなどの肌トラブルを起こす
- □肌の透明感がなくなる
- □髪のハリやツヤがなくなる
- □血管や内臓に影響を与え、動脈硬化や腎機能の低下
- □骨粗しょう症、ドライアイ、白内障、網膜症
など、「糖化」はさまざまな老化や病気の原因になる可能性があるといわれています。
しかし、糖質がすべて悪い、というわけでは当然ありません。
摂取制限しすぎると、疲れやすくなったり、腸内環境が悪化したり、さらには基礎代謝の低下の原因にもなります。
良質な糖質コントロールが、「美しく健康的な体」の重要なポイントです☆
4)あなたの脂肪は何タイプ?
理想のプロポーションに近づくためには、脂肪を適度に減らすことが必要です。
人の体には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類の脂肪があります。
「内臓脂肪」は胃、腸、肝臓など内臓のまわりに付く脂肪のこと。
食べ過ぎや運動不足が原因と考えられ、つきやすい反面、落としやすいともいわれています。
「皮下脂肪」は皮膚と筋肉の間に蓄えられる脂肪のこと。
こちらも同じく運動不足や食べ過ぎが原因といわれますが、体につきにくい反面、一度つくと落としにくい組織だそうです。
また、ひとことで「脂肪」と言っても、一人ひとりの脂肪の質や形は異なります。
あなたの脂肪は、どのタイプですか?
自分の脂肪のタイプを知って、効果的なケアを心がけましょう!
5)セルライトがあると痩せないってホント?
お腹や太もも、お尻の付け根などによく見られるオレンジの皮のような肌のデコボコ、これがセルライトです。
「体重が落ちても体型が変わらない」
「運動しても痩せない」
その理由のひとつにセルライトがあるといわれています。
セルライトとは脂肪細胞の周りに老廃物や水分がたまって塊となったもの。
脂肪細胞はコラーゲンを作り出していますが、カラダのめぐりが悪く、循環機能が低下すると脂肪細胞はコラーゲン線維の代わりに太い線維を作り出します。
こうして肥大化した脂肪細胞は、周囲の毛細血管や毛細リンパ管を押しつぶし、ますますめぐりが悪くなることで不要な老廃物がたまり、硬いセルライトを作り出します。
そしてセルライトは自覚のないままどんどん進行してしまい、さらに一度出来ると解消するのが難しいという厄介なモノ。
また脂肪を覆うようにできるため、セルライトを解消しなければ、その下にある脂肪もなくならず、
どれだけ運動しても、一生懸命食事制限をしても、痩せることは困難です。